スナップショットモードの時のAE

2020.04.01 Wednesday | カメラ&レンズ

エントリータイトルはですね、FUJIFILM XF10に実装されている撮影モードの名前です。

ファンクションボタンを押すだけで、

 

ピント位置 2m・F8 または ピント位置 5m・F5.6 

 

のいずれかを選択して固定できて、写っているもの全てにピントが合った”パンフォーカス”写真がバンバン撮れますよ、というモードです。

 

はい、これは以前にわか勉強したことがあります。ピント位置をレンズの絞りに応じた過焦点距離(HD:Hyperfocal Distance)にあわせると、被写界深度(DOF:Depth of Field)がHDの1/2の距離から無限遠(∞)まで深くなり、この範囲でピント位置と被写体の位置が前後することによるボヤケが許容錯乱円径(PCoC:Permissible Circle of Confusion:通常の写真サイズで肉眼で鑑賞する限りボヤケが感知できなくなる径)以下・・・たしか目安としてPCoC=1/30mm・・・に収まる。よってもってすべての被写体にピントが合っているように見える、と。

 

#最近、なぜか英語のカメラ用語に「萌え」を感じるようになりました(笑)。急に多用してすみません。

 

以前、28mmF3.5のレンズを付けてF8まで絞って3mの距離にピントを合わせると、1.5m〜∞の範囲でパンフォーカス、と覚えたことがあります。

XF10は28mm相当F2.8のレンズだそうですが、”2m・F8”でおよそ1m〜∞、"5m・F5.6"でおよそ2.5m〜∞のDOFが得られると、FUJIFILMさんは言いたいのでしょう、たぶん。

 

スナップカメラとしてXF10を手に入れた私としては、このスナップショットモードは試さないわけにはいきません。

早速やってみました。

スナップショットモード2m・F8 SS1/60 ISO400

 

撮影場所はさくらトラムこと都電荒川線の飛鳥山駅です。

足下の線路と下生えにピントが来ていて、軌道のかなた無限遠まで、一応はいい感じに撮れてくれました。もちろん、ある程度以上拡大すると遠景の電車やビル群などはボヤっとしてしまうのですが「通常の写真サイズ・肉眼」のパンフォーカスはクリアできている、そういうことにしましょう(笑)。

 

実は、今回の私の関心はパンフォーカス撮影そのものに加えて、絞り(F stop)が固定されるこのモードを使う時、自動露出(AE:Automatic Exposure)でシャッター速度(SS:Shutter Speed)とISO感度(ISO speed)はどう動くのだろう? ということにありました。

 

次は桜の蕾が膨らむ頃の飛鳥山公園でスナップショット。これなんかパンフォーカスの良いサンプルですね。公園の最奥部までかなりしっかりピントが合って見えます。

スナップショットモード2m・F8 SS1/400 ISO400

 

飛鳥山公園は高台の上にあって、最寄りのJR王子駅から平面距離は近いのですがかなり高低差があります。で、最後の写真は丘の麓から公園まで登る「アスカルゴ」ことあすかパークレール。なんと無料で運転していて、実に楽しそうな乗り物。次は撮るだけじゃなくて乗ってみたいですね。

スナップショットモード2m・F8 SS1/250 ISO400

 

この3点の写真の他にも、同じモード(ピント位置2m F8)で日向・日陰の写真をいくつか撮って、AEの設定を比べてみました。

 

光学手ブレ補正が搭載されていないXF10なので、シャッター速度を稼ぐためにISOを高感度にしたがる、みたいな挙動があるかも?と事前には思っていましたが、今回ISOを「ISO200-3200の範囲で自動設定」として撮ってみたところ、結果は「SSだけが動いてISOは400固定」でした。常に400で固定なのか、これはたまたまで何か条件が変われば動くのかまだわかりませんが、なるほど。

はい、今回のテストはこれにて終了。

 

別件のボヤキですが、

XF10対応のLightroomカメラプロファイル(FUJIFILM的にはフィルムシミュレーション、でしたっけ)は、RAW現像での白飛び・黒つぶれが甚だしい。黒潰れは気にしなくてよい、という意見もあるようですが、時と場合によると思うんですよね。Velvia(鮮やか)を使うとほとんど全てのショットで飛び/潰れが起きますし、PROVIA(標準)でもかなりの確率でシャドーは潰れる。いちいちシャドーを持ち上げハイライトを下げるという階調の調整が必要で、ちょっと閉口してます。これだったらそもそもプロファイルを当てる意味がないかなあ、とも。

 

何か私の使い方が決定的に間違ってるのかな。この問題はしばらく懸案になりそうです。
 

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心落ち着かない春 芝増上寺界隈

2020.03.29 Sunday | FUJIFILM XF10

東京、日本、世界、世の中すっかりアレの話題で持ち切りになってしまいました。私もご多分に漏れず出張を控えて連日の在宅勤務が続いていて、心が落ち着かないわけですが、季節の方はお構いなしに春たけなわですよ。

 

とある週末にどうしても都心のオフィスに出勤しなければならない日があり、半日ほど仕事をした帰り、増上寺界隈のたけなわの春模様をXF10で撮ってきました。仕事鞄の隅に無造作に押し込んで出かけられるのがこのカメラの良いところ。

 

都内の桜名所各地、この記事が載る頃にはそろそろ染井吉野が散る頃だろうと思うのですが、この日はまだようやく咲き始めといったところ。一方、増上寺境内では枝垂れ桜の開花が進んでいました。ベタですが増上寺鐘楼・枝垂れ桜・東京タワーの3点セット。

ちょっとトリミングすればさらに構図を整える余地がありそうなんですが、まあとりあえず。

 

一番咲きっぷりが良かった枝垂れ。

 

休日でしたが、アレのおかげで人出の方ははいまひとつ。まあ、だからこそアレをあまり気にしないで撮り歩けるわけですが。

常香炉はさかんに焚かれていましたが、そういうわけで人だかりは無し。

 

わずかに咲き始めていた染井吉野と子育地蔵。

 

山門近くのこの枝垂れも、なかなか風情のある形でした。

 

青空に東京タワーが映えて綺麗だったので、いい感じの順光で撮れる場所を探して、増上寺裏手を出て芝公園を歩きました。何点か撮ったのですが、結局一番気に入ったのはタワーを背景でボカしたこの写真。手前でピントを合わせた花はユキヤナギだと思うのですが、例によって花の名に自信無し(苦笑)。

 

ああ、こんなに良い天気で、こんなに綺麗に花が咲いているのに、物憂い春です。

早く世界があるべき姿に戻りますように。

 

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上野 建物しばり つづき

2020.03.26 Thursday | PENTAX KP

前回のあらすじ。

アレのおかげで気分は戒厳令下の週末だったけど、おじさんは耐えきれずPENTAX KPを持って人影もまばらな上野公園にフラフラ出てきちゃった。撮る写真には必ず建物が入っていること、そして冴えない白い曇り空は入っていないこと、というルールで縛って写真散歩中なんだって。あ、多少のルール違反は5秒以内ならOKらしいよ。さて、どうなるかな?

 

というわけで、つづきです。

国立科学博物館前に展示されているD51です。黒光りしてカッコ良かったなあ。

 

これは、たぶん何が撮りたいのか伝わりにくいでしょうが、

東京文化会館わきの照明とその背景が、シンメトリーでカッコいいなと思って。ええ、それだけなんです。

 

おなじく東京文化会館。公園内に「鮮やか」な色味が乏しかったので、天井の色に惹かれてふらふらと。

あ、ガラスの反射に白い空が写ってるから、これは反則写真だな。ま、いいか(爆

 

花の名前を本当に知らない私で申し訳ないのですが、梅や桜の仲間と思しきこの花、遠景でもこうして寄っても実に綺麗でした。背景でボケているのは科学博物館。

 

花の写真もう一発。

花の名前を知らなくて本当に・・・以下略。背景が今度は東京都美術館。

 

その東京都美術館正面。オブジェに白い空が写っているのは、今度は確信犯的にわかっていましたが、ええい構うものか。

プロやハイアマチュアのカメラマンが、意図的に撮影者を写りこませて何等かのメッセージとする絵作りをやっておられるのを時々拝見します。私にはそういう芸術的な作為はカケラもできませんが、この写真では球形のオブジェに小さく小さく自分が写りこんでいて(というか避けられなくてそうなっていて)、内心わずかにハイアマ気分。たんなるアホです。

 

国立西洋美術館は、閉まっている門からフランク・ロイド・ライト設計の有名な建物までが遠くて、のぞき見みたいな写真しか撮れませんでした。

 

ほとんどの写真はDA 55-300mm PLM、ごく一部にDA 20-40mm limitedを使いました。最近KPでピントを外してしまう悩みが深かったのですが、今回は幸いにピントのミスとはほぼ無縁でしたね。この2つのレンズとは相性が良いんだなあ。

 

さて、上野ですから、動物園は休園中でしたが、最後はこんな写真で終わりにしましょうか。

 

ああ、ちゃんとこのパンダでオチになってることを祈ります。

ではまた。

 

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