御殿山下台場を歩く

2020.08.06 Thursday | Category>PENTAX KP | comments(0)

ちょっと「散歩の達人」か「PEN」みたいなタイトルですかね(苦笑)。

 

現在、東京でお台場といえば、たいていは都心からレインボーブリッジを渡った先にある例のド派手なレジャータウンを指します、なぜ「台場」なのかというと、聞きかじりで「幕末期に江戸防衛のために海上に建設された砲台の跡地」くらいの知識は私も持っています。

 

その東京湾に浮かぶお台場とは別に、城南地区にも台場と呼ばれる場所が残っているのだそうです。地元の自治体の広報やタウン情報で(実はずいぶん前に)知りました。それは一度見ておきたいと思ってはいたのですが、行きそびれて何年も過ぎ・・・。

 

そんな中、感染症の再流行のおかげで、東京都民としては休日に県境超えて遠くへ行くのはちょっとアレよ、みたいな感じでしたので、この際、城南の台場を見に行ってみるか、というわけでいつものPENTAX KPとDA20-40mm limitedを抱えて歩いてきました。

 

こちら、品川区立台場小学校正門わきに残る、御殿山下砲台跡です。

街の雰囲気やら天気やらコロナの憂鬱やら撮り歩いた私の気分やら、いろいろないまぜになって、今回はセピア・トーンの写真にしてみました。

 

この写真については街の歴史・観光案内的に少々語るべきことがあります。

 

幕末に海上防衛の要として品川沖に8箇所に計画された砲台のうち、第1〜第3、第5〜第6の5箇所の台場が完成しました(幸か不幸か、砲台として実際に使われたことは無し)。このうち第1と第5は今の品川ふ頭として埋め立てられて既に消え、第2は昭和30年代に撤去され、第3はご存じお台場海浜公園に形を変えて残っています。第6台場は・・・実は今もレインボーブリッジの脇に海上人工島として形を変えずに現存します(立入禁止)。

 

これらの人工島の台場とは別に、品川の陸地にも砲台が据えられました。五角形の砲台に100門以上の大砲が据えられた大規模なものだったそうです、呼び名が御殿山下台場。そしてその跡地の上に建つのが写真の台場小学校なのです。

残念ながらこの台場跡は全く現存せず、上の写真のように、校門前にある灯台モニュメントがわずかに「台場」時代を偲ばせるのみです。灯台は上記の第2台場にあったものを模して造られ、写真には写ってませんがすぐ近くには、完成しないまま都市建設の礎となった第4台場の積石を用いた小さな記念碑があります。

 

以上、「郷土の歴史」の時間を終わります。なんつって、ほとんど下記のサイトからの受け売りです。興味のある方はオリジナルをどうぞ →お台場=砲台?!意外と知らない品川台場の歴史と成り立ちについて

 

私がちょっとセピア・トーンを使いたくなった気持ち、伝わります? 

 

 

目的の「台場」を探し当てた後で、まわりを少し歩きました。

写真は引き続きセピア・トーンでノスタルジックに。

 

近くの利田神社。あとで調べたら境内に鯨塚があったらしいですが、見損ないました(苦笑)。

 

個人宅の前から道路に盛大にはみ出して並べられた鉢植え。はかなくも綺麗でした。

 

公園で遊ぶ親子。手前の木がいい感じの額縁になりました。

 

船宿近くの寂れたベンチ。

 

以上、御殿山下砲台場を歩くの巻でした。たまにはこういう「近くに行く旅」も悪くないです。

 

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    Lowepro フリップサイドトレック BP350AW

    2020.08.03 Monday | Category>アクセサリー | comments(0)

    久しぶりに「アクセサリー」カテゴリーのエントリーです。

     

    最近、持ち歩くレンズの数が少し増えたこともあって、これまで使っていた撮影用リュック(ナショナルジオグラフィックのWalk about w5051:現在は廃番品)ではちょっと小さいかな、と時々感じるようになり、ひとつ新調しました。

     

    どんなカメラバッグを好むかと言えば、

     

    両手が空くリュックサックタイプであることが前提で、

    • PENTAX KPに標準ズームを付けたまま収納して、そのほかにレンズ3本と一脚用の雲台、予備の電池、O-GPS1、M42アダプタその他小物を機材収納スペースに仕舞いたい。
    • タオル、衣類などが別スペースに入る2室構造が良い
    • 一脚をバッグに括りつけて運びたい
    • ペットボトルが差せるサイドポケットは必須
    • 欲しい容量を満たした上で、都会の電車内で悪目立ちするほど大きくないこと
    • 機材収納のクッションはしっかり。しかしバッグ全体としては軽いのを希望
    • できれば雨に強い素材
    • その上、値段が安ければ言うことなし

    そんな都合の良いバッグがあるわけないだろ?

    いえ、それがあったんです。

     

    Lowpro フリップサイドトレック BP350AW

     

    同じデザインで250,350,450とサイズ違いの製品があるようですが、私が選んだのは真ん中の350です。旧リュックよりもタテ方向に大型化しましたがバッグ重量は1.3kg→1.4kgとほぼ変わりません。

     

    機材収納スペースがこれまでより大きくなって私のニーズにジャストサイズでした。クッションはしっかりしていて、背中が当たる側に開口部があります。上部気室や背部スリット、サイドポケットの収納力もまずまずでレインカバー内蔵。十分な容量ですが大きすぎるということもありません。

    これで実売価格数千円、というのはかなりお買い得だったと思います。

     

    収納してみた雄姿?がこちら。

     

    スマホで適当に撮って、いい加減にトリミングしました。不揃いですみません。

    撮ってみて気になりましたが、一脚は脚部が上の方がスマートで良いかと思いこの向きに差しましたが、頭が上に顔を出す方が良い持ち方なのかな、大差ないけど、どっちかな?

     

    撮影道具をしっかり持って歩くときはこのバッグ。荷物量が少ないときは旧バッグ、カメラとつけっぱレンズだけで気軽に出かけるときは普段使いのデイパック+インナーバッグ、と、状況に応じてうまく使い分けていければよいかな。と。

     

    梅雨明けと夏休みに向けて、これでバッグも準備万端。あとはアレが少しはおさまってくれれば良いんだけど。

     

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      原美術館

      2020.07.31 Friday | Category>LUMIX GX7mk2 | comments(0)

      梅雨明け前の連休のとある日、東京・品川区にある原美術館に行ってきました。

       

      著名な現代美術の拠点ですが、私はこれが初めての訪問。門の前を通ったことは何度もあるのだけどなぜか 縁がありませんでした。 来年の1月に閉館する予定と報じられていて、これはまずい、早く行っておかねばと思いつつ、伸ばし伸ばしになってました。

       

      Panasonic GX7mk2とLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmを手に、今日こそは。

       

      というわけで、品川駅からバス3分+徒歩数分で現地にやって来ました。

      品川区北品川、通称・御殿山の高級住宅街の一角、現代美術の拠点は雨の中ひっそりと佇みます。

       

      正門を入ると前庭はこんな風景。長梅雨の雨がそぼ降る中ですが、洗われた緑色を愉しむ気で見れば、これもまた良し。

       

      アレの流行のおかげで時間帯ごとに入館者数が制限されているので、あらかじめ予約して名前を登録した上での入場でした。

       

      常設以外のこの時の展覧会は「メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2018-2020」。メルセデスがスポンサーで、日独の気鋭のアーティストを招聘して相互で展覧会を、というような催しだったようです。私には、わからないなりに結構楽しめた作品と、ただわからないままだった作品がまちまちでした。

       

      いくつかの有名な常設展示作品もあって、ようやく今回見ることができました。

       

      残念ながら展示作品は撮影不可。お許しをいただいた館内風景だけ少しばかり撮ることができました。

       

      建物自体が、アーティスティックで感嘆に値します。

      こういう静かな環境だと、小さなシャッター音で使えるミラーレス機は使いやすくて助かりますね。

       

      併設のカフェ。中庭に面した明るいテラスですが、この日は雨。ガラス扉で仕切られていました。

       

      静謐、風格、本物、余裕、高級、文化、教養、高感度・・・普段の私にあまり似合わないものがいっぱい詰まった美術館でした。でも楽しい。というかここが閉館するのは惜しい。似合わないもの見たさで閉館までにまた来たい。

       

      次は夕方に来て、このガーデンカフェでワインだ、と密かな決意。

       

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