京都 圓光寺の水琴窟と竹林

2019.05.19 Sunday | Category>PENTAX KP | comments(0)

洛北の圓光寺は、瑞厳山という強そうな山号を持つ臨済宗のお寺です。

禅の教えを形にしたと言われる「十牛の庭」と秋の紅葉で有名ですが、今回境内を

散歩した私には、ちょっと違うところがツボにはまりました。

 

ひとつは見事な竹林。

青もみじと組み合わせてこれほど絵になる背景は、他にそう無いのでは。

 

山裾に建つ寺の後背斜面に沿って、背の高い竹林が静かに広がっています。

 

春ですから、足元には新しい筍がどんどん顔を出して、見る間にぐんぐん

伸びてきます。

大げさでなく、数分眺めていると少し先端が伸びるのがわかる。下の写真は

「たけのこ」と呼ぶには少しサイズが大きいですが、面白い絵になりました。

 

徳川家康が開いたお寺だそうですから、家康に仕えたこともある石川丈山が近くに

詩仙堂を開いたのと、そう変わらない時代にできたのでしょう。家康公のもとで

しくじった丈山とはいえ、近所のよしみで立ち寄って交流した、なんてことが、

あったのかな。全く知識のない私の勝手な妄想ですが。

 

圓光寺で私的にツボにきたポイントのもうひとつは、この水琴窟。

構造がわかるような説明的な写真も撮ったのですが、それだと少しつまらないので、

こんな、知らない人には全く判らない写真になってしまいました。

 

鉢の手前の足元には甕が伏せて埋められていて、大小の石が上を向いた甕底を

覆っています。ひしゃくで水をとってこれらの石に掛けると、石伝いに少しづつ

水が流れて、甕底の穴から入って雫となって落ちます。その大粒小粒の雫が、

伏せた甕の口に溜まった水面を打ち、甕の内面に共鳴して

 

ピン ピン ピン

コロン コロン

 

と、それはそれは美しい、高低さまざまな音色を奏でるのです。言葉ではわかり

にくいですかね。→日本水琴窟フォーラムさんのサイトのわかりやすい絵

 

実は前日に行った永観堂にも、少し形が違う水琴窟があって、独特の静謐な

水琴の音を、連日楽しむことができました。ラッキーです。

 

そして、十牛の庭です。牛の形に(禅的に心を研ぎ澄ませば)見えるという岩が

十個ある、というのですが、私はこの日雑念が多かったのか、そっち方面には

心がはたらきませんでした。

ひたすら、苔むす庭に新緑が映えて綺麗だな、と。

 

うって変わってモノトーンの石庭。こちらの方が禅寺だということを、直接的に

わかりやすく示してくれますかね。

 

絢爛たる牡丹の花(前回記事)で始まって、石庭で渋く締めた圓光寺散歩でした。

 

最後は、山を少し登った高台から一望の風景。曇り空が残念ですが、禅の心に

思いを馳せ、少し思索的な気分で眺めるにはこれもまた良し、でしょうか。

 

登ってくるのに少し足を使ったので、膝が笑った私はあまり思索の余裕はありま

せんでしたが(笑)。

 

ということで、圓光寺散歩の巻でした。

ゴールデンウィーク京都編の写真、ひとまずこれにて幕となります。最後まで

見ていただいて、ありがとうございました。

------

応援clickありがとうございます!


他の上位ランクブログへ

 

      
0

     

    関連する記事
    コメントする








        

    SEARCH THIS SITE

    RANKING

    応援ありがとうございます!

    PROFILE

    SELECTED ENTRIES

    CATEGORIES

    CALENDAR

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << July 2020 >>

    ARCHIVES

    LINKS

    OTHERS

    無料ブログ作成サービス JUGEM
    qrcode